もりぞおアジア就活紀行 09.シンガポール就職活動
それ故に、シンガポールもホテルが非常に高い都市です。
普通に探すと1泊1万円を超えるホテルがほとんどです。就職活動に便利な中心部だとその傾向が顕著です。
アラブ人街やチャイナタウンだと7000-8000円程度の宿もありますが、さらに安い地域があります。
シンガポールの東側(空港側)のアルジュニード駅近辺、通称ゲイラン地区にあるホテル81というチェーン店。ここだと、なんと一泊4000円程度で泊まれてしまうので、非常にリーズナブル!
ただし、このゲイラン地区というのは(合法の)売春街のこと。シンガポールで唯一治安が悪いところとして地元の人に有名な地区なのであまりお勧めはしません。
私は、そんなこととはつゆ知らず1週間滞在したわけですが、まあ、真っ昼間にスーツ姿でスーパーに入っても立ちんぼのお姉さん方に声をかけられるくらいで特に問題はありませんでした。
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でも、繰り返しますが、あまりお勧めはしません。特に女性の方には。
で、ホテルも他かけりゃ当然、家も高い。
ワンルームマンションがほとんどないシンガポールでは、コンドミニアムと呼ばれる外国人用の住居は月3500シンガポールドル(21万円)以上します。
日本人より給料が安いシンガポール人はどうやって生活してるんだよ!と思いますが、彼らは国から家が与えられています。
と、いうのもシンガポールでは国民の85%以上がHDBという公団住宅に住んでいるのです。この公営住宅は一般的に結婚するか35歳になれば国から低価格で借りられるので、シンガポール人の生活はそれなりに安泰なのです。
HDBは基本的に賃貸に出すことは禁止されているのですが、国の許可を得たものに関しては賃貸にだされています。ただ、このHDBはファミリータイプが多いため、日本人の現地採用の人はシェアハウスをしている場合が多いです。
"一般的な滞在"とは何か
大体の相場は下記のようになります。
HDB シェア 800-1000シンガポールドル(4.8万円-6万円)
HDB 2LDK 1500-2000シンガポールドル(9万円-12万円)
HDBシェアルームですが、完全に同じ部屋をシェアするというよりも、自分専用のベッドルームがあり、リビングルームと台所やバストイレをシェアする形になります。また、部屋の形式にもマスタールームとコモンルームというものがあり、マスタールームですと専用のバストイレがある場合が多いです。
このようなシェアルームに関しては、不動産屋で扱っているものではありませんので、自力で探す必要があります。現地の日本人がよく使っているのが、シンガポールお役立ちウェブ(
これらのHDBは街の中心部にもありますが、少し離れた郊外にもあります。ここは沢山の住宅が密集したベッドタウンになっています。
原色ものではありません、赤、青、黄色、または茶色
住宅密集地といっても、香港のような驚異的な密集度ではないので見た目的には平穏です。
このあたりには、HDBの居住者用の小さなモノレールが走っており、居住者の足も確保されています。
このモノレール、住居のものすごく側を通るので、ほとんどの家の窓はマジックミラーのようになっていて外から中が見えないようになっています。別の路線では、住宅地の中に入るとモノレールの窓が自動で閉まるようになっているらしいです。
このような住宅地の中には大体スーパーとか安食堂、マクドナルドなどのレストランやクリニックなどがあるので、生活するのには便利だと思います。
ちなみに、この住宅地では新しいビルがじゃんじゃん建造されていました。
どうやら、ワンルームもHDBも作られているようで数年後には住宅事情も大きく変わっているかもしれません。
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